松ヶ尾谷偵察報告(第1回目)

松ヶ尾谷の上部
松ヶ尾谷の上部

昨晩は根子岳山荘の完成祝賀パーティーだった。飲み過ぎで体調は今一だが、西本リーダと2人で小屋を9時10分に出発した。西側へ下り谷を横切り、牧道(アスファルト舗装)へ上がり、ゆるい上り坂を登り35分歩くと牧道の終点に着いた。これからは阿蘇草原の背丈までのびた茅の中を、牛が草を食べるため、自由気ままに歩いた小道(窪み)を頼りに、藪こちしながら緩斜面を登った。枯れた茅の先が、目を突きそうになり、うんざりした藪こぎで時間がかかり目的の鞍部迄は、さらに1時間かかった。「失望だ。」一息入れて、さらに奥の状況を確認した。5m程の樹林となっており進めない事はなさそうだが、これまでの茅の藪こぎで意気消沈してしまった。

松ヶ尾谷途中
松ヶ尾谷途中

帰りは出来るだけ茅を避けるため、尾根の北西側の樹林を下り、20分で牧道終点に着いた。西本リーダが遅れているので、振り返るとしきりにウドの芽を摘んでいた。今後はルートを変更しても可能性を求めるつもりだ。

 

 

 

☆今後の課題と可能性

 

松ヶ尾谷へ入る為のアプローチとして、今回の偵察を行ったが、このままでは時間がかかってしまう。特に牧道の終点から茅が密生した尾根登りは、不愉快になってしまうので、次回の偵察は、尾根の北西側の樹林の中に、鞍部迄のアプローチを求めると時間短縮の可能性が有るのではと考えている。そして、鞍部から松ヶ尾谷までの状況を確認する必要があるが、可能性は十分に有るのではと考えている。次回の偵察は紅葉の秋が良いのではと思っている。