9月11日(日)の金峰山で登山教室を行った。
(9:00受付)参加者が集まってきた。参加人数29名。
(9:15) 主催者及び岳連代表の挨拶から始まり、注意事項と教本による授業が開始された。
(10:45) ちょっと退屈な授業が終わり生田講師による楽しい実技が開始された。
(11:00) 最初の道別れにさしかかり生田講師が参加者に読図より、どちらが正しい道かを尋ねた。
(11:25) 途中転石が散在する斜面にさしかかり、落石注意の看板が有った。落石が有った場合は転がって来る石を良く見て、どちらへ逃げるか判断が必要と講義の話に、皆「なるほど」とうなずいた。
(12:00~13:00) 天狗の砦の岩を利用して、ボルダリング・鎖場の登り方・ザイルを使って緩い岩場のクライミング体験をした。
(13:30) 再び登山道の分岐にさしかかる。講師が山では動物に出会うときが有り、猪は人の臭いを遠くで嗅ぎ分け猪が逃げるが、手負いの猪は人を見ると頭が真っ白となり襲ってくる場合がある。その時は斜面を下って逃げること。また、熊も人を嗅ぎわけ熊が逃げるが、出会った時は勇気を出し熊のふところに入り心臓を一刺しするのが良いと北海道の山仲間が言っていたと話があり、半信半疑で北海道の友人も勇気を出した事がないそうだ。
(14:00) 少年自然の家のトイレを借り、裏に有るキャンプ炊事場のスペースで、テント設営の実技を行なった。その時の話がガスボンベを飛行機に預けると空港で預かられ事になり、帰る時でないともらえない。山専門店のテルモスは保温が良く昼時にカップラーメンも食べられるとあたたかい話が有った。それから、自然の家の職員さんにはお世話になりました。
(14:45) 本日の教室について「ある人は日頃山を登っているが基本を再認識して良かった。ある人は今後も登山教室を開いて貰いたい。」などの感想と意見が有った。そして、閉会の挨拶で終了した。
主催:クレッテル・カメラード
協賛:熊本県山岳連盟
通潤橋側壁(国指定重要文化財)の草取作業
山都町の依頼で熊本山岳連盟協力の下 橋の石積の繁茂した雑草の除草作業を行った。
町では一週間後に八朔祭りが有る。
20日は西原村萌の里の裏山にある一ノ峯の散策登山に行った。萌の里から車で20分程行き駐車する。
出発点を10時10分スタート、なだらかな草原の道を20分程登ると牧道出合いに着く。山頂直下で岩がゴロゴロしているところまで来ると少し急な登りとなるが、ギボウシの純白の釣鐘状の花の群生地に出会い、急登を忘れ自然と花の美しさに酔いながら登ると10時50分に山頂に着いた。天気は曇り、視界は今一だが360度の展望は満足させた。東側のニノ峯におギボウシの花でいっぱいだ。西側から雨の兆しが有り、下りでは小雨が少し降った。11時30分にゴールして車に乗り込んだ。
参加者:安東洋一、横山洋三
日時:平成27年1月2日
参加者:A氏(67)、F氏(63)、横山(61)、O氏(43)
ルートタイム:林道入り口(8:10) 谷取り付き(9:10) 1番目の滝 2番目の滝(14:00) お鉢ルート(16:00) 林道(18:00) 林道入り口(18:31)
昨年の12月からA氏と連絡を取り合い、寒気が来て雪が降りその後に凍り付く日を待ち望んだ。暮れ近くになると天気予報を釘付けで見ていた。その結果1月2日を当初より予定していた鶴見岳の北谷登はんをする事とした。
1月1日午前11時にF氏と横山は熊本を出発した。今夜のA氏との待ち合わせの鶴見岳ロープウェイ乗り口駐車場迄には、十分過ぎる時間が有ったので、阿蘇神社の初詣をした。そこでおうぎ型のおみくじを買ったら二人とも大吉だった。また、甘酒が有り、賽銭でいただけた(大変おいしかった)。そのまま横断道路を上り途中左側に有る城山展望所にF氏が気に入っている一枚の絵画が有るとのことで立ち寄った。F氏はお店のおばちゃんと顔見知りで気さくに話し、目的の絵画を見ることができた。昨日の雪で牧ノ戸峠越えは不安が有るので、道路はミルク道路から小国経由を取った。途中路面に雪があったがミニパジェロに4本のスタッドレスタイヤは何も不安は無かった。途中もゆったりと行動して湯布院に5時頃に着いた。せっかくなので湯布院では金鱗湖の北側湖畔の下ん湯に入り風景を見ながら温泉を満喫した。6時を過ぎると辺りは薄暗くなってきた。やまなみハイウェイを鶴見岳へ向かって出発したが、しばらく進むと車が渋滞して立ち往生していた。300m程先には交通整理員の非常灯が見え、先の車がUターンしてきた。俺たちもそこに近づくと整理員の人が「特に、ロープウェイ前後の道路が凍結して、立ち入りを制限している。」と言われ我々もUターンすることと成った。A氏へ電話した結果、国道210へ出て、西回り経由で大分へ出るように言われ、途中A氏と待ち合わせて、今夜は奥さんが留守であるA氏宅にお世話になることと成った。
2日の日も、昨日の路面凍結に通行解除が解けて無く、A氏の判断で、急きょ由布岳の大崩谷登はんに切り替えた。午前6時半にA支度を出発して、国道10号線からやまなみハイウェイに入り、右折して国道500号から自動車道を潜り横断して林道入り口に着いた。登る準備をして8:10に林道入り口ゲートを出発、ゆるい登り坂の林道の雪を踏みしめながら歩き9:10に大崩谷取り付きに着いた。北側の眼下には自動車道路が見え、谷の右側の崩落した側壁はモルタル吹き付け工事が終わっており、A氏の説明では工事はI氏の会社で施工したとのことで親近感を覚えた。谷の入り口からは大きな砂防堰堤が有る。左側の作業道路を登り最上堰堤の終点で谷へ入った。谷の中央部を登り左上に1番目の滝が見えてくると左へトラバースをした。強風で雪が舞い毛糸のハンガリー手袋の手は凍りついて10分程感覚を失った。ここでアイゼンを付け滝の下部へ登った。右側の側壁は切り立っており、A氏は以前に9ピッチで登った壁だったと話してくれた。壁を目で追いながら登ったA氏に敬服した。1番目の滝の高さは5mで傾斜70度程、この付近の岩は焦げ茶色だが、滝は周りとは違い薄青で表面が砕かれた硬い岩だ。アイスバイルを打ち込め無い。10:30A氏がトップでトライした。慎重にハーケンを2本打つが適切なクラックが無く半分程度しか入らない。また、硬い岩はバイルもアイゼンも有効に使えず断念して、やもなく右側を巻き上部へ上がった。
しばらく登ると谷の真ん中に15m程の滝(幅20mの壁)が見えてきた。岩質と状態は下の滝と同じに思えた。本谷の滝の直上は考えず左の小ルンゼを登ることにした。ここもA氏がトップで登り出した。ブリザードの中、時折上から粉雪が舞い降りて来るが直ぐに烈風で雪が舞い上がった。A氏は慎重にバイルを打ち効かせ、ハーケンを打ち、また残置ハーケンを利用して見事に登った。
セカンドにO氏が続き順調に登った。F氏が2度ほど体が岩から剥がれながら辛うじて登り、力が入った登はんで頑張った。ラストは横山で左の堅い壁はバイルを打つ場所と隙間がなく、ルンゼに流れ出て溜まて凍付いた泥にバイルを打ち効かせた。途中左壁のバイルがはずれ、左側の体は剥がれそうになりながら、アイゼンと岩を捕らえた右バイルで持ちこたえた。また、時にはハーケンにバイルを絡ませたり、右壁の岩を捕らえての登はんを行った。14:00に4名が登り切った。谷に降り積もった雪(深いところで1mほど)のラッセルだが、少なく済ませるための箇所を選びながら登り進んだ。途中では1回の休憩を取り、だらだらと登りが1時間半ほどかかった。若いO氏は疲れも見せずグングン登って行った。上部が見えて来たが、周囲は20mから50mほどの崩れた泥壁で登り上がるのは厳しいので、ルートを左側の小尾根に取った。少し急に思えたがそれぞれダブルアックスで登り2人程立てるコルに上がった。A氏が「俺が行くまで待つ様に」と指示が有ったが、O氏はそのままダブルアックスで登り切ってしまった。左下は急な谷で落ちたらそのまま滑落しそうなので、A氏とO氏がザイルをフィックスした。後続の3名はユマール、ブルージック、確保で登り上がった。尾根に上がるとミヤマキリシマの群生地で足の踏み場がなく、深い雪とミヤマキリシマとの合間を辛うじて這い上がり16:00にお鉢ルートに出た。一安心だが下降には時間かかるとのことで、A氏の判断でお鉢ルートを100m程下り直ぐに左側の谷を下った。下降ルートが有るとのことで、樹木に巻かれた赤テープを目印にして下降した。始めは谷の中央付近を下るがしばらくして左側に向きを変え、また、谷の中ほどを下り、途中で大きく右へトラバースする。そしてその後はジグザグに下降して登って来た林道の途中に出た。すっかり薄暗くなり、疲れた体を引きずりアイゼンを付けたままダラダラと林道を下り18:30に林道入り口に着いた。この時も手は凍り付き装備を外すにも時間がかかった。そしてそれぞれ帰りを急いだ。
今回は久しぶりのバリエーションルートの登はんで有った。A氏には核心部ではトップを登っていただき、また馬力の有るO氏にもお世話になり大変充実した山行であった。
天候:霧雨
参加者:西島誠治、横山洋三
山行形態:個人山行
天気予報は台風935号の接近を報道していたが、仕事の忙しさが一息ついたタイミングで西島さんに電話して出かけた。登山口に着くと登る準備をして9:05に出発した。前回登った数年前を忘れるぐらい久しぶりだ。牧場へ上がる所に登山届け箱が有るのでノートに記録した。霧と雨で登山道は濡れ滑りやすい。中間付近のはしごは少し新しかった。
西島さんはマイペースで登山道を噛みしめ様に踏みしめて登っているようだ。途中東側が崩壊(工事は完了)している箇所を過ぎ、前原牧場ルートと合流したら山頂はもう直ぐだ。
11:15山頂に到着、登り上がると登山者は思ったより多く(15人ほど)いた。しかし、視界はゼロで登った山頂以外は見えない。天狗へつながる尾根状況を見たかったが残念だ。
11:50下山開始し、すべりそうな道を下り登山口に13:15に着いた。
本日は晴天なり、9時出発式、9時30分参加者(500名程)一斉に出発した。
参加者は松本完、安東、松村夫婦、竹田夫婦、西本、木原、藤崎(他2名)、横山、友栗の13名があった。
例年に無い晴天で参加者多く駐車場もいっぱい。登りは土地止まりながらの行列登山と成った。本日はイベント登山は急ぐことはない!
ハプニングは竹田奥さんの靴で本人にとっては、記憶に残る山登りだったと思われる。安東さんは日頃の山行と比べ不本意な山登りとこぼしていた。
山頂でおにぎりを食べ下山に用意されたルートを下り「ウド」を取りながら駐車場に着いた。(14:50)それぞれ楽しみの1日だったと思われる。
記録責任者:横山洋三
偵察参加者:横山洋三、山川国夫2名
昨夜は定例総会の為、藤田、横山、山川、西本、木原、友栗6名が集まり酒を呑みながら親睦を図った。昨夜の雨も日付が変わる頃には止み、トイレのため外に出ると星が輝いていた。久々に改めて見る星空に夜空を満喫した。唾入って、ストーブの薪が燃え尽きた早朝にはシュラフも寒く感じた。7時頃から総会を行って終わり、ゆったりと午前8時25分に小屋を出発した。天気は曇り(青空も雲の隙間から見えていた。)で風が少し強く冷たかった。今回は天草の山川さんで天草組と成った。途中は野焼きが終わり草は未だ芽生えていない。歩く牧道の両脇と周りにはフキノトウの花が開いていた。よく探すと遅く芽生えたフキノトウのつぼみが有り、山川さんは下山途中にフキノトウを採った。舗装されたゆるい勾配の牧道を歩くと北、東、南側が一望でき@ここは見晴らしがいいでしょう。」と山川さんに呼びかけ、楽しみながら歩き牧道終点に着いた。牧道のり面を上がり茅草の尾根の北側を辿り「見上鞍部」へ9時40分に着いた。座ったところは北側に高さ2m、幅4m程の硬い溶岩が有り、冷たい風避けになって休むには格好の場所である。南側を見上げると鷲が峰と竜尾根が木の合間から見えた。ここで、持ってきたコーヒーとパン、おにぎりを食べながら二人で話していると山川さんが「目の前のそん木がなかんならよかばい。」と言われ、自分もそう思っていた。
さあ、今日はここから松ヶ尾谷へ下りルートを探さなければと思い、2回目、3回目とは別ルートの尾根を北へ下ることにした。尾根は4、5mの樹林とその間には枯れた茅が有るが歩くには特に支障は無かった。地形図のピーク855m付近まで来て松ヶ尾谷は下りる西斜面地形を見ると、放牧牛の歩いた小道も有り、ここをジグザグに下ればアプローチルートは取れそうに思えた。ここから先は次回に回し、ピークに上がらず、斜面をトラバースして、登って来た尾根の北斜面を辿り11時30分に小屋へ下山した。
☆今までの偵察結果
4回の偵察で「見上鞍部」までのルートはおおかた確定した。小屋を出発して直ぐ谷へ下る道は、道が整備され歩き易く成った。谷を渡り牧道へ上がると舗装道を歩き、牧道の終点へ着く。のり面を30m程上がり、尾根の茅草の中を5分程歩き、その後は尾根北側10〜15m程の樹林の中を「見上鞍部」まで登る。しかし、途中の木の枝を伐採してルート整備が必要だ。今後は「見上鞍部」から松ヶ尾谷へ下るルート開拓を北側の尾根に下った。
コースタイム:イベント会場→10分 登山口→50分 山頂→下りも同じ
本日は晴天なり!
今回、5回目の参加で最も良い天気となった。各地からの参加者も多く、気楽に登れる登山道は老若男女で行列登山となった。
山頂に着き持参したおにぎりやお茶で、空腹を満たし山を満喫した。山頂は人でいっぱいとなり、宮崎朝日新聞社の取材でホバーリングするヘリにみんなが手を振り、さらに盛り上がった。ヘリ取材は常連で諸塚山開きの風物と成っている。
帰りは南側ルートを快適に下り、参加した子供達のわいわい、がやがやの楽しそうな声を聞きながら登山口経由イベント会場に着いた。楽しみにしている猪汁と甘酒を買いに走ったが、本日売り切れ!残念でした。
記録責任者:横山 洋三
竜峰山:八代市
コースタイム:登山口(熊野座神社)→40分 中腹広場→35分 鞍ヶ峰→20分 竜ヶ峰→40分 鞍部→60分 竜峰郵便局前経由登山口
参加者6名:竹田夫婦、小庵夫婦、友栗、横山
本日の例会山行リーダーの竹田さん有り難うございました。兼ねてから一度は登りたいと思っていた山でした。八代近郊の山で整備された登山道はだれでも気軽に登れるので、日頃より登山者も多いようだ。神社からの登り出しは藪山だが上につれ、石灰岩が露出した登山道となった。中腹広場では数人の登山者と会い、竹田さんの知り合いもいて竹田さんの地元を感じた。ここから、山頂まではルートにより擬木丸太の階段を歩いた。竜峰山山頂は以前から整備されてあるらしく、ベンチや展望櫓等が有り、木造はだいぶ古く成っていた。展望櫓に上がると東側の山々と南側は球磨川の河口近くまで望めた。山頂から鞍ヶ峰への稜線は大木と石灰岩の情景で、鞍部へ下るまでの雰囲気は魅力的に感じた。登って鞍ヶ峰から竜ヶ峰までは、変化の少ないだらだらの稜線で、比較的低い樹木だった。竜ヶ峰の山頂からは西側風景が一望出来た。ここで、持参した昼食を摂ったが山行リーダーの竹田さんは、昨日の深酒が抜けきれず食欲が無かった。下山ルートは鞍部から西側へ下るルート(元は里道と思えた)を選んだ。下り出しは急斜面にできたジグザグの道で、下りるに従い傾斜も緩くなった。掘り割りとなった登山道は、落ち葉が敷き詰められ帯びたのじゅうたんを気持ちよく歩いた。下り切ると平地の舗装道路を歩いて神社に着いた。
記録責任者:横山 洋三
昨晩は根子岳山荘の完成祝賀パーティーだった。飲み過ぎで体調は今一だが、西本リーダと2人で小屋を9時10分に出発した。西側へ下り谷を横切り、牧道(アスファルト舗装)へ上がり、ゆるい上り坂を登り35分歩くと牧道の終点に着いた。これからは阿蘇草原の背丈までのびた茅の中を、牛が草を食べるため、自由気ままに歩いた小道(窪み)を頼りに、藪こちしながら緩斜面を登った。枯れた茅の先が、目を突きそうになり、うんざりした藪こぎで時間がかかり目的の鞍部迄は、さらに1時間かかった。「失望だ。」一息入れて、さらに奥の状況を確認した。5m程の樹林となっており進めない事はなさそうだが、これまでの茅の藪こぎで意気消沈してしまった。
帰りは出来るだけ茅を避けるため、尾根の北西側の樹林を下り、20分で牧道終点に着いた。西本リーダが遅れているので、振り返るとしきりにウドの芽を摘んでいた。今後はルートを変更しても可能性を求めるつもりだ。
☆今後の課題と可能性
松ヶ尾谷へ入る為のアプローチとして、今回の偵察を行ったが、このままでは時間がかかってしまう。特に牧道の終点から茅が密生した尾根登りは、不愉快になってしまうので、次回の偵察は、尾根の北西側の樹林の中に、鞍部迄のアプローチを求めると時間短縮の可能性が有るのではと考えている。そして、鞍部から松ヶ尾谷までの状況を確認する必要があるが、可能性は十分に有るのではと考えている。次回の偵察は紅葉の秋が良いのではと思っている。
クレッテル・カメラ―ド
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